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機能概要〜リアリティ実現のために |
5. 相互接続性
SyOM を利用することで、短期間で異アプリケーション間を相互接続し、統合化することが可能になります。SyOM では、CORBA対応ミドルウェアである Inprise社の VisiBroker上のサーバアプリケーション(サーバオブジェクト)を独自の CORBAゲートウェイを介して直接参照し、実行させることができます。
また、異アプリケーションの実行モジュールを直接実行したり、データファイルを自動生成及び配信するファイル連携での間接的な接続も可能です。
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CORBA ゲートウェイ |
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SyOM では、アプリケーションサーバ上の CORBAゲートウェイ介して、CORBA対応ミドルウェアである Inprise社の VisiBroker上のサーバアプリケーション(サーバオブジェクト)を直接参照し、実行させる方式(ブリッジ接続方式)を採用しています。
これによってクライアントアプリケーションでは、接続先のサーバアプリケーションがどのようなプラットフォームにあるかを全く知らなくても、プログラムを生成することができます。
また、クライアントアプリケーションとサーバアプリケーションとの間では、SyOM の高度なオブジェクト間通信サービス(圧縮、起動制御その他)をそのまま利用することができます。 CORBAゲートウェイの利用は極めて容易です。CORBA IDLライクなインターフェイスを定義ファイルに記述するだけで、直ちに利用することができます。
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非分散オブジェクシステムとの連携 |
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SyOM の高度なジョブ自動化機能は、非分散オブジェクシステム自体をジョブとしてとらえ、その実行モジュールを直接実行したり、データファイルを自動生成及び配信することでファイル間連携を、スケジューリングすることができます。
スケジューリングは、時間指定の期間スケジューリングの他、ファイルイベントスケジューリングとメッセージイベントスケジューリングの2つのイベント駆動スケジューリングを行うことができます。
ファイルイベントスケジューリングは、ファイルの生成をイベントとしてジョブを実行させる機能です。一方メッセージイベントスケジューリングは、非同期処理を行うメッセージキューのキューファイルにメッセージが生成されたことをイベントとしてジョブを実行させる機能です。 これらイベントスケジューリングを利用することで、従来汎用機の世界でオンラインバッチと称されてきた、リアルタイムに近い非同期のバッチ処理を実現することが可能です。
また、データファイルを自動生成及び配信し、受信先の異アプリケーションで自動取込の処理を起動する、いわゆる完全なバッチ型のファイル間連携による相互接続を実現することも容易に実現できます。
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