SyOM
SyOM
機能概要
1.起動管理の最適化
2.動的圧縮
3.データベースの効果的接続
4.メッセージキューイング
5.相互接続性
6.ジョブ自動化
7.開発生産性の向上
マルチリンガル対応/標準化されたコーディング作法/...
8.Microsoft Office オブジェクトのクライアント化
9.信頼性
10.動作環境
機能概要〜リアリティ実現のために


7. 開発生産性の向上


 開発生産性の向上は、 SyOM の最も重要なテーマの一つです。 SyOM は、技術、経験がそれぞれに異なるアプリケーション開発者の誰もが、既存技術の延長で、広域ネットワークに対応した本格的なビジネスアプリケーションを開発、運用できるプラットフォームとなることを目指しています。 我々は、こうしたビジネスアプリケーションの開発生産性向上を支援するものとして、1)マルチリンガル対応、2)標準化されたコーディング作法、3)異種データベースへのアクセスコードの標準化、4)ビジネスアプリケーション開発に特化した開発環境、5)ソフトウェアの部品化を提供しています。


マルチリンガル対応


 SyOM では、クライアントアプリケーションは、C++、Java(Servlet及び Applet)、VB、VBA、Perlにて開発することが可能です。サーバアプリケーションは、C++、Java、VB、VBAにて開発することが可能です。 ジョブスクリプトとしては、VBScript、JavaScript、MS-DOSコマンド、Batchファイル用スクリプト、Perlを利用することができます。クライアントアプリケーションには、RCC(リモートコールクライアント)、サーバアプリケーションには、RCS(リモートコールサーバー)が、ライブラリ乃至コンポーネントとして、それぞれの言語に対応して提供されています。


標準化されたコーディング作法


 マルチリンガルであったとしても、そのコーディング作法がそれぞれに大きく異なっていたのでは、設計工程の生産性低下、技術移転コストの増加を招来する可能性は少なくありません。 SyOM では、いずれの開発言語を採用したとしても、共通したアルゴリズムを持つ、洗練された、最小限のコードで、プログラミングすることができます。 特に、アプリケーション開発者が、ビジネスロジックやユーザインターフェイスの開発に注力できるように、ネットワークプログラミングや起動制御プログラミングについては、徹底したコンテキスト化を図り、開発者が直接それらをプログラミングすることをできる限り回避できるようにしています。


異種データベースへのアクセスコードの標準化


 ほとんどのリレーショナルデータベースが、標準化された SQLを利用したアクセスを行うことができます。しかし、それぞれの異なるアーキテクチャは、異なるアクセスのためのアルゴリズムを開発者に要求します。 SyOM では、こうした異種データベース間のアルゴリズムの相違を吸収し、標準化されたアクセスコードを利用すること可能にします。データベース毎の SQL方言を除けば、データベースの種類を変えるだけで、作成されたアクセスコードをそのまま異なる種類のデータベースにも適用することができます。


ビジネスアプリケーション開発に特化した開発


 SyOM では、ビジネスロジック、ユーザインターフェイス、データベース構築などビジネスアプリケーションの開発に特化した開発を支援します。ネットワークプログラミングや起動制御プログラミングをアプリケーション開発者が、開発すること、意識することをできるだけ排除するようにしています。 それらは、徹底したコンテキスト化を図り、運用環境設定として、事後に、自在に設定することができます。こうして SyOM は、 SyOM 上に構築されたアプリケーションに、高度なネットワーク機能や起動制御機能を付加します。


ソフトウェアの部品化


 SyOM で開発されたアプリケーション、特にサーバアプリケーションは、ソフトウェア部品として、その後の開発効率を飛躍的に向上させます。クライアントアプリケーションでは、サーバアプリケーションのメソッドのコールは、内部関数コールと同様の単純な形式でコーディングし、デバッグすることができます。






機能概要 Page7 / 10

0 / 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10