Avail/Job Street 2000

おっ！自動的に情報を現場に！Job Street 2000 は、Field Based Management （現場のビジネススタイルを起点とした情報活用）を実現するソリューションツールです。

Job Street 2000 は、既存システムを補完し、決められたスケジュールで、情報収集・分析・加工し、現場に送り届ける仕組みを実現します。

ソリューション事例

事例：2 企業概要

大規模小売業マーチャンダイジングを強化し、店舗営業を支援する仕組み作り
事業内容	小売業（今回対象：音楽関連事業部）
業績	売上高 2500億円
従業員数	600人

事例：2 導入の背景

商品企画部門が、外部のPOSデータを集計し、手作業で、毎月店舗運営支援のための資料を作成していました。しかし、店舗数の拡大により業務負荷が増大したこと、店舗管理に必要な情報をタイムリーに配信し、意思決定を迅速化することが課題となっていました。そこで、業務量を軽減し、さらに、マーチャンダイズを強化することによって店舗の収益アップを実現できる仕組みが必要となっていました。

→ 図～導入の背景

事例：2 導入の目標

「マーチャンダイジングの情報を積極的に利用し、店舗の収益アップにつなげる」ことを導入の目標として掲げました。以下の表は、目標を実現するための要求、仕組み、手段を示しています。

要求	仕組み	手段
VANデータを利用し、迅速に販売分析を行いたい!!	店舗から送付されるデータを自動的にDBへ取り込む仕組みが必要	データのインポートが迅速にできるDBを構築
商品企画・店舗管理を効率的におこないたい!!	DBから加工、分析しやすい形態で短時間にデータ集計ができる仕組みが必要	管理情報をExcel表で営業企画担当者に自動配信
本社から入手する販売情報を活用し、店舗の収益アップにつなげたい!!	店舗の担当者が店舗運営に必要な情報を見やすい資料	Excel表で資料を自動的に作成し、店舗担当者に配布

マーチャンダイジング情報は、関係者の行動指標となり、継続的に収益を生み出す店舗運営につながると期待されています。さらに、この情報活用事例を参考に、他事業部への適用範囲の拡大も期待されています。
→店舗運営支援のシステムの実践！

事例：2 活用例

社外POSデータを利用した商品企画～店舗管理までの一連の手続きの自動化
社外POSデータを自動的に取り込み、あらかじめ決められたスケジュールで情報を集計、加工し、Excelで営業企画担当者および店舗管理者に配信します。

→ 図～社外POSデータを利用した商品企画～店舗管理までの一連の手続きの自動化

事例：2 効果

●商品企画・店舗管理への効果

・人手を介さない情報収集、分析が行えることで、商品企画や店舗管理のための判断業務により多くの時間を費やすことができるようになった。

・商品企画・店舗管理のための情報を、分析機能まで織り込んだExcel表にまで加工してくれるので、以後の分析作業が容易になった。

・分析業務の作業効率が向上し、また精度も向上したので、店舗に対して、適切に指示ができるようになった。

・不良在庫、欠品の防止には少しでもタイムリーな情報管理が必須。分析業務の効率化の必要性が理解できる。

●全社的な効果

店舗営業支援のためのマーチャンダイジング情報の効率的活用によって、店舗収益への貢献、売れる店作りへの貢献が期待できるようになった。

事例：2 今後の展開

●マーチャンダイジング情報の活用の充実

・営業企画から店舗への自動配信
・情報内容の充実

●活用範囲の拡大

・音楽関連事業部から他事業部への展開
・マーチャンダイジングから他業務への展開
・外部VAN業者との直接連携
・企業内他システムとの連携

← 事例：1

Job Street 2000 Page 6(ソリューション事例) /8