CrossBill PL3
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【機能概要】
Crossbill PL3は、プリンタから出力された印刷イメージをそのままログとして収集し、かつそこに記述されたテキスト情報や各種印刷情報から情報漏洩に至る経緯をタイムリーかつカレントに把握することができます。
 
【基本機能】
1.印刷イメージをモニタリングする
Crossbill PL3は、プリンタから出力された印刷イメージをそのままログとして収集します。
紙媒体による情報漏洩では、印刷そのものを抑止することは容易ではありません。会議での資料や報告書は、紙媒体に変換することで初めて価値が出るために、印刷行為そのものを拒絶することはできないからです。また、紙媒体による情報漏洩は、そのほとんどが内部犯罪、言い換えると所定の権限者による犯罪です。それゆえ、紙媒体による情報漏洩を抑止するためには、常にその実行者である印刷者の行動履歴を把握することが必要です。問題はそれが証拠資料として有効なものかどうかということになると考えます。
これまでの印刷ログのシステムは、プリンタモニターに表示される印刷履歴のみをログとして収集しています。しかし、これでは、実際に印刷された内容を確認することは一切できません。情報漏洩に関わる印刷行為だったのかどうかを判定することはできません。これでは証拠資料としても十分に有効ではありません。
Crossbill PL3は、こうした従来の印刷ログの欠点を補い、プリンタから出力された印刷イメージをそのままログとし、それを監視、検索することで、不正な印刷の可能性や情報漏洩の経緯を速やかに把握することで紙媒体からの情報漏洩を抑止します。
 
2.再描画可能な印刷イメージ
印刷イメージをモニタリングしても、それが画面上再描画できなくては、以後のログの監視や管理には十分利用できません。Crossbill PL3では、プリンタドライバーのレンダリング(プリンタに引き渡すための印刷専用データの作成処理)とは別に、独自に再描画可能な形式(独自形式)でのレンダリングを行い、これをプリントログとして収集します。これによってプリンタドライバーのレンダリングが再描画できない形式(通常RAW形式)であったとしても、プリントログは再描画可能なものとしてモニタリングされます。
 
3.サムネイル表示
Crossbill PL3では、収集された印刷イメージログ(独自形式)からサムネイルを作成し、視認性を高めることで、ログ管理者の管理効率を高めます。
 
4.全文検索
Crossbill PL3では、収集された印刷イメージログ(独自形式)から印刷時にテキストとして埋め込まれた情報をテキスト情報として抽出し、その内容を全文検索することができます。機密情報や個人情報などをキーに検索し、それが記述された印刷物が、いつ、だれが、どこで印刷したかをタイムリーに把握することができます。
 
5.利用者PC上でのモニタリング
Crossbill PL3のモニタリングモジュールは、利用者の各PC上で動作します。これによって利用者が印刷行為を社外で行なった場合であっても漏れるなく印刷情報をモニタリングするこが可能です。
 
6.導入が容易
Crossbill PL3は、高い精度でのモニタリングが要求される、大規模な企業組織や公的団体での導入が容易に行なえるように、スマート・インテグレーション・アプローチを採用しています。これによってお客様は、導入の際に各利用者のPC上の既存の印刷環境(プリンタドライバーの登録や設定、アプリケーションの印刷環境)に一切手を加えること無しに導入することが可能です。



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