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Crossbill
PL3は、プリンタから出力された印刷イメージをそのままログとして収集し、それを監視・管理することで、紙媒体による情報漏洩の抑止やJSOX法他で要求される様々な印刷情報のモニタリングを行なうために開発されたシステムです。 |
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既存印刷環境の変更を一切したくない、サイレントインストール(*1)したい、クライアントPCやユーザなどマスター情報は自動生成したい、ログ情報の配信のためにネットワーク環境を変更したくない、拡張性あるサーバー構成(*2)など大規模組織の高度な要求にもお応えできます。 |
*1.SMS配信サーバーを利用 |
*2.WEBサービス、データベース、プリントログ保存、プリントログ加工、全文検索エンジンなどの各種サーバー機能を分散化できます
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Crossbill
PL3で収集管理する印刷ログとは、プリンタに吐き出された印刷イメージそのものことを言います。印刷したファイルや書類の名称しか判らない、印刷履歴と呼ぶべき、従来の印刷ログとは全く異なることにご注意下さい。
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紙媒体による情報漏洩の抑止のために |
これまで紙媒体による情報漏洩を抑止するために、@印刷行為自体を所定の権限者以外に許可しない、A出力時にカード等認証機器を利用するなどの対策が採られてきました。 |
しかし、紙媒体での情報漏洩はそのほとんどが内部犯罪、すなわち所定の権限者による行為であるため、こうした印刷抑止の安全対策の方法だけでは十分な成果は期待できません。 |
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そこで弊社では、印刷そのものの抑止も大切だが、それ以上に漏洩後の経路の追跡を速やかに行なう仕組みが必要であること。それは同時に、徹底した行動監視と印刷情報そのものの証拠ともなると考え、プリンタから出力された印刷イメージそのものをログとして収集するシステムを開発しました。 |
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Crossbill
PL3では、これまでのログのイメージを払拭し、後工程のセキュリティ管理者が効率よく監視や検索ができる形式のログを新たに作り出すことで、これを実現しています。情報漏洩の可能性の追求と漏洩経路の早期発見を実現することを目指しています。 |
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内部統制制度化(JSOX法など)への効率的対応 |
一方、エンロン事件を起点とした企業内の内部統制強化が制度として法制化(いわゆるJSOX法など)され、経営者の重要な報告責任となってきています。そしてその中で内部統制が正しく運用されていることを証するために、企業内の各種ドキュメントのモニタリングが要求されています。 |
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しかし、後発的にモニタリングの仕組みを既存のシステムに導入することは、コストもかかり容易ではありません。また、重要な多くのドキュメントが、大規模な基幹情報システムで作成されるとは限りません。むしろその内容を意思決定のために取り纏めたワープロやスプレッドシートにも多くの内部統制に関わる行動指示の情報が含まれています。 |
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Crossbill
PL3は、既存のアプリケーションに手を加えることなく、内部統制のためのモニタリングで要求されるほとんどの印刷情報を収集し、これを監視・管理することができます。これを活用することで、効率的な内部監査を実現できます。またこれまでに判明していなかった書類作成の流れを発見することにも役立ちます。 |
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新たに開発されたモニタリング技術 |
Crossbill
PL3は、これまで印刷時にPCやプリンタサーバ内部で一時生成された印刷情報(プリンタスプーラ情報という)をログとして収集するだけの仕組みではありません。こうした情報は情報が一定の形式となっていないために、たとえそれを収集したとしても、それを再描画したり、内容を検索することはできません。 |
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Crossbill
PL3は、印刷時と同時に、アプリケーションからプリンタやその付属のソフトウェア(プリンタドライバという)に引き渡される前の情報から独自に印刷イメージを構成します。その印刷イメージは、Crossbill
PL3の管理サーバーに収集された後、サムネイル化やテキスト検索(全部検索)が可能な形式のログ(これをCrossbill
ドキュメントと称す)として作成されるのです。 |
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こうしたこれまでにない全く新しいモニタリング技術の実現によって、Crossbill
PL3が、お客様の紙媒体による情報漏洩の抑止や内部統制制度化対応に必ずやお役に立てるのではないかと強く期待しております。 |
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参考:Crossbill
PL3の管理サーバから見た収集された印刷イメージのログ |
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